~カイルの小冒険その32~

「ラルク兄さん、待って下さい」

館からもう一人出てきました。

黒い瞳と、長く黒い髪。
そして黄金の髪の男の人を『ラルク兄さん』と呼んだその人は、何故だかどことなく懐かしい感じを覚えます。
この人は・・・・・・?

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