投稿者「Fuki Aizawa」のアーカイブ

待ってます

おさかな定食さんがずっと休止中で心配(´・ω・`)
再会を切望している一人です。

…以前コミケで受けた恩をいつかお返ししたいと思い続けておりますorz
ありがとうらんかさん。

嫌いなCM

ACで頻繁にやってる、「オレオレ詐欺」にかけた婆さんのCMが、映るたびにチャンネルを変えたくなるほど嫌い。
長いし回数も多いしでげんなり。
電話相手の息子(?)も、オレオレ詐欺だって言われてるんだから名乗ればいいのに「何言ってんの母さん、オレだよ」の一点張り。
オレオレ詐欺の警鐘なのか、離れてる親に電話せいよーなのか、CMの意図もよくわからん。

何より、息子と老婆のやりとりに虫酸が走るほどの嫌悪感を抱くのは我ながら不思議。
でも見たくねぇぇ。
あれならまだ子供店長の方が全然ましじゃー。
早く終わってくんねぇかなぁ…。

~カイルの小冒険その24~

「こんなところに落ちてるワケないわよね~…」

うなだれてる女の人を改めて見て、ああ、やっぱりそうだ、とカイルは思いました。
長い黒髪の女の人に貰った写真に写っている人です。
よくよく見れば、写っているもう一人は先ほど迷子になっていた妹と再会した人でした。

「あの……」

気になってカイルは声をかけてみました。

「うん?どうしたの坊や・・・・・・って、あああ!それっ!!その写真!!」

カイルが手に持っていた写真に気づいた女の人の顔がみるみる晴れました。
どうやらこの写真が捜し物だった様です。
「ありがと~!お礼に新発売の大判焼きをあげるわ。冷めても美味しいから」

写真を受け取ったお姉さんはニコニコ笑顔でカイルに茶色いお菓子(?)を渡し、去っていきました。

~カイルの小冒険その23~

このままここに座り込んでいても始まりません。
カイルはまた歩き始めました。

「・・・・・・どーしよう・・・・・・」

何か捜し物をしているらしい人がいました。

(あれ…?)

カイルは首を傾げました。
遠目だけれど、知らない人だけれど、その人のことをどこかで見たような気がするのです…

~カイルの小冒険その22~

「失礼を致しました。お怪我はございませんか?」

メイドが手を差し伸べて引き上げてくれました。
さっきの女の人はぷりぷりしながら留めてあった馬車にさっさと引っ込んでしまいました。
助けてくれたお礼を言うカイルの顔を、彼女は何故かじっと見つめています。
カイルがどきどきしていると、

「…妹も貴方の御手を煩わせてしまうと存じますが、その時はどうぞ、御力を御貸し下さいませ……」

意味深な囁きを残して、メイドさんも行ってしまいました。

~カイルの小冒険その21~

「ほほほほほっ、ようやく捕まえたわ!もう逃がさないわよ!!」
耳をつんざく様な高笑いと共に女の人が穴を覗き込んできました。

「…あら?随分と縮んでしまった様に見えるけれど……」
「いいえ、これは人違いだと思われます」

女の人の後ろに控えているメイドが適切なツッコミを入れてくれました。

~カイルの小冒険その20~

ずんずん歩いていると、突然カイルの足下が崩れ落ちました。
落とし穴です!!

とっさに壁に爪を突き立てたので穴の底まで落ちることは免れました。
さすが子供とはいえ吸血鬼の膂力です。
そうでなければ、今頃カイルは滅びていたかもしれません。
だって、

穴の底には、びっしりと突き立てられた白木の杭がこちらへ鋭い先端を向けているのですから。

~カイルの小冒険その19~

でも、とカイルは思い直しました。
カイルが知ってるその人は長い髪でしたし、それになにより

「おー、カイル、久しぶりだな」

こんなキャラではありません。
そうです、彼の兄はギャグキャラでは無いはずです。

会わなかった事にして、カイルは足早にその場を立ち去る事にしました。

「あ、いいのか?そっち行くと…」

彼が何か言っていた様ですがカイルは無視してしまいました。
いけませんね、あの人が意味深な事を言う時は必ず何かあるのですよ…。