カイルの小冒険40 コメントを残す それでもカイルが動けないでいると、 「吸血鬼には沁みる歌だよなぁ……」 いつの間にか、傍にこれまた知らない男の人がいて、しんみりと歌に聴き入っています。 燃える様な赤毛の、ちょっとガラの悪そうな人です。 「お前、こんな子供なのに吸血鬼なのか。哀れだな…。俺の子供時代もそりゃあ悲惨だったけど……」 何だか長い自分語りが始まりそうだったので、カイルは早々にその場から立ち去ることにしました。 クリックして Twitter で共有 (新しいウィンドウで開きます)Facebook で共有するにはクリックしてください (新しいウィンドウで開きます)