カイルの小冒険40 コメントを残す それでもカイルが動けないでいると、 「吸血鬼には沁みる歌だよなぁ……」 いつの間にか、傍にこれまた知らない男の人がいて、しんみりと歌に聴き入っています。 燃える様な赤毛の、ちょっとガラの悪そうな人です。 「お前、こんな子供なのに吸血鬼なのか。哀れだな…。俺の子供時代もそりゃあ悲惨だったけど……」 何だか長い自分語りが始まりそうだったので、カイルは早々にその場から立ち去ることにしました。 クリックして Twitter で共有 (新しいウィンドウで開きます)Facebook で共有するにはクリックしてください (新しいウィンドウで開きます)
カイルの小冒険39 コメントを残す とても綺麗な歌にカイルは聴き入ってしまい、思わず白い女の人の元へ行こうとすると、 「この歌は子供には早い。永い夜を生きる、我らだけのものだ」 そう言って男の人に止められました。 その人は、長い髪を前にも垂らしているから右の顔が隠れています。 クリックして Twitter で共有 (新しいウィンドウで開きます)Facebook で共有するにはクリックしてください (新しいウィンドウで開きます)