他の記事を読んでたらたまたま見てしまったリンク先
凶悪犯の詳細とか事件簿とかは結構読んでいるが、これ読んだ時はもの凄い衝撃でした。
ヒグマなんて縁無いとは思いつつも怖い怖い。
何が怖いって、これが実際に起こったことだって事。
殺された人数だけ言えば津山三十人殺しとかあるけれど、凍えるような寒さと一寸先も見えぬ闇の中で襲われ、生きながらヒグマに食われるなんて恐ろしすぎる。
今は幼子がいる身なので子供が殺されるシーンにオーバーラップしてしまったのか、これ読んだ後三日間くらいずっと原因不明の気分不快が続いてもた。(今は平気)
これも怖い。
登山中の5人の大学生がヒグマに襲われ、三人が殺された事件。
テントの外に置いておいてヒグマにあさられたリュックを取り返したため、怒ったヒグマが他に登山中のパーティがいたにも関わらず執拗に追いかけた。
遺体の損傷は激しかったが食われてはおらず、嬲っただけと言うのが恐ろしい。
リュックを放置し緊急避難すれば助かっただろうと言われているけど、ヒグマの習性を知らなければ、現金や装備が入ったリュックを取り戻したくなる気持ちは分かる…。
ヒグマがそんなに恐ろしいとは思ってなかったし。
被害者の一人が襲われる直前までのメモを遺しており、めちゃめちゃ怖い。
ヒグマって鮭食ってるイメージだったけど、調べれば調べるほどヤバイ。
・最初に食べたものの味に馴染み、そればかりを食う(三毛別では女性ばかり狙われた)
・背中を向けて逃げると追いかける習性があるので絶対背を見せてはならない。
・火は恐れない。それどころか人間がいると分かって寄ってくる場合も(三毛別事件では囲炉裏の火を蹴散らして襲撃)
・自分の獲物を奪われたら執念深く追いかけ続け取り戻そうとし、邪魔者は排除対象(福岡大のリュックがそう)
火を恐れないってのは驚いた。
獣には火と盲信してたよ。
で、そんな人食いクマの小説があると言うので読んでみた。
その話はまた次回。