~カイルの小冒険その20~

ずんずん歩いていると、突然カイルの足下が崩れ落ちました。
落とし穴です!!

とっさに壁に爪を突き立てたので穴の底まで落ちることは免れました。
さすが子供とはいえ吸血鬼の膂力です。
そうでなければ、今頃カイルは滅びていたかもしれません。
だって、

穴の底には、びっしりと突き立てられた白木の杭がこちらへ鋭い先端を向けているのですから。

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