~カイルの小冒険その18~

そんなカイルの前に、ふわりと闇が舞い降りました。
月が翳ったのかと思いましたが、いいえ、違いました。

それは、目の前に立っている男の人のコートでした。
夜の闇よりなお暗い色をしたコートをまとったその人は、ようやく足下で見上げているカイルに気付いた様です。
じっと見下ろす黄金色の瞳は吸い込まれそうな美しさです。

この男の人と同じ髪と瞳の色、そして同じ顔をした人をカイルは知っています。
まさか……

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